
文化を支える郵便局。地域に寄り添うその魅力。
二つの扉を持つ福岡井尻郵便局。商店街側の扉から入ると、かつて職員の方が手作りしたという大きな郵便ポストの形をした柱が出迎えてくれます。
郵便局といえばお手紙を送る場所というイメージを持ちがちですが、実は商店街の金融や文化の柱となる場所でもあるんです。
施設内に入ってすぐに目を惹くのは、無人販売されているハンドメイド作品。おしゃれで可愛いらしく、ユニークな作品たちは、地域の方々が作っているそう。商店街の中にある、地域の方々が多く利用する郵便局だからこその商品ですね。
井尻駅から近いこの郵便局では、口座開設にきた外国の方や、年金を受け取りに来た高齢者の方々、両替に来た商店街の方々など多くの人が訪れます。私もよく、商店街でお買い物をする前には、お金を下ろすために利用しています。特に夕方は混雑するそうなので、お昼頃に行くのがおすすめです。
施設内にはおせちの販売を知らせるポスターや、年賀状の案内が掲示されています。これまでの伝統文化が廃れがちな昨今、郵便局でふと目に入った案内は、日本の伝統文化に想いを馳せるきっかけにもなりました。
デジタル化が進み、多くのことがインターネット上でもできるようになった現代。人と人を繋げる場として地域の方々の生活に寄り添う福岡井尻郵便局は、井尻商店街になくてはならない、柱のような存在です。




住所 | 福岡市南区井尻4丁目3-5 |
電話番号 | 092-591-2940 |
営業時間 | (窓口)平日9:00~17:00 |
定休日 | (窓口)土日祝 |
決済方法 | 切手・カタログ販売→現金/電子マネー/QR決済/クレジットカード 保険・振込→現金のみ |
ホームページ・SNS | ![]() |


九州大学 井尻寮
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